営業時間
- < Lunch >
- 12:00 - 15:00 (L.O.)14:00
- < Dinner >
- 18:00 - 23:00 (L.O.)22:00
定休日
- Wednesday(水)
12Nov
あっという間に肌寒い毎日ですね。
まだ大丈夫かなぁと思っていましたが、我慢できず衣替えをした今日この頃です。
さて、ワインも赤ワインに衣替えといきますか。
Il Sasso Carmingnano / Piaggia
イル・サッソ・カルミニャーノ / ピアッジャ
産地:トスカーナ州
品種:サンジョベーゼ、カベルネ・ショーヴィニヨン、メルロー
やっぱり赤ワインというと、トスカーナ州に行き着いてしまいます。
地区はカルミニャーノ。
歴史としてはキャンティより古くからワインが造られていたとされていますが、正直知名度としてはキャンティには敵わないと思います。
その昔はキャンティとの合併話もあったそうですが、地域愛故それを拒んだとか。
キャンティは早々とDOCG(イタリア格付け最高)を取っている中、カルミニャーノはその当時では珍しくカベルネ・ソーヴィニョンをブレンドしていました。
これによりDOCGへの昇格が大幅に遅れてしまいました。
それでも揺るがないカルミニャーノの味わいはたとえ時代が変わろうとも人々の心を惹きつけます。
このピアッジョの創始者もその一人かもしれません。元々はアパレルの繊維工場をしていたマウロがこの土地を気に入り、買い取ったことから歴史は始まります。
そしてある時惚れ込んだ醸造家を迎え入れます。
彼はトスカーナを中心に腕を振るっていたアルベルト。
有名どころを数々渡り歩いてきた彼がマウロのことをこう言います『ワインに接するとき彼は教育ママのようだ』。
それぐらい熱が入ってるとでも言いましょうか。トスカーナで最初にカベルネを作付けしたカルミニャーノの熱意が彼を動かすのです。