営業時間
- < Lunch >
- 12:00 - 15:00 (L.O.)14:00
- < Dinner >
- 18:00 - 23:00 (L.O.)22:00
定休日
- Wednesday(水)
10Jun
日本近海に20種程生息し、マアナゴ・クロアナゴなど4種類程が食用とされています。穴子は脂の乗り切らない夏の時期が美味とされています。
うなぎ類と同じくレプトケファルスという幼魚期を有し、誕生と終わりについての詳しい生態は謎だらけの生物です。 成魚になるとなんでも食べる悪食の魚で、肉食性で獰猛な性格です。小魚、海老、蟹などを食してこれがそのまま穴子の旨みとなっています。 穴子にはビタミンAが非常に多く含まれていて、100g摂取で一日の成人所要量のほとんどを賄えてしまいます。穴子にタップリ含まれるビタミンAは粘膜や皮膚の抵抗力を高めて、風邪や肌荒れなどに有効です。 ビタミンが豊富なのに脂肪はウナギの半分程しか無く、 漢方医学において穴子は胃腸を程よく温めて気力をアップさせ、血液の流れを良くするので冷え性や生理不順に効果的とされています。 コレステロールや中性脂肪を減らすアミノ酸を含み、血栓症や動脈硬化予防に優れ、脳の記憶力上昇やボケ予防にも役立ちます。 穴子は砂に潜って生活するのでザラメの様な荒い砂地では皮が硬くなってしまいます。江戸前穴子で有名な羽田沖は、細かい砂状もしくは泥上の所が多いので柔らかく美味しい穴子の名産地たる所以なのです。 アジア圏のみならず世界中で食文化のある穴子の仲間。 イタリアはトスカーナのリボルノ辺りの郷土料理〝カッチェッコ“には欠かせない食材だったりします。 尤も日本の職人がさばく様な食べやすいフィレなんかではなく、骨付きブツ切で食べずらいですが... 冷やしたミネラル感しっかりの白ワインなんかといっしょに食べてほしい!穴子料理! |