17世紀のベルギーのブリュッセル原産で、青汁原料として知られているケールをルーツに品種改良を重ねた結果、葉を食べる様にキャベツが作られ、その後花を食べるブロッコリーやカリフラワーが作られ、茎に芽を膨らまして芽キャベツが作られました。芽キャベツはキャベツの若芽ではありませんよ。別の野菜なんです。
芽キャベツは他のアブラナ科の植物と比べ、殆どの栄養成分においてとても優れています。
風邪の予防や疲労回復、肌荒れなどに効果的なビタミンCは可食部100gあたりキャベツの4倍量の160mgも含まれています。
血液凝固促進や骨の形成に重要なビタミンKもキャベツの2倍量を含み、強力な抗酸化力を持つ栄養素であるβカロテンに至っては驚きの14倍量を含有しているのです。
アメリカ国立癌研究所の発表した、癌予防に有効な成分を含む食品“デザイナーズ・フードリスト”によれば芽キャベツ等のアブラナ科の野菜に多く含まれるイソチオシアネートと呼ばれる成分に癌予防の効果がある事が解ってきました。一日数個の芽キャベツを食べることで推奨摂取量のビタミンCと癌発生リスクの軽減に繋がります。
今回時期もさる事ながら私の母が育て上げた無農薬芽キャベツが入荷予定?です。主役にするのは難しいでしょうが、お皿の何処かしこに登場させていただきます。寒さいよいよ厳しくなりましたが、気温が下がるほどに冬野菜が美味しくなりますよ。数に限りがありますが、垂乳根の野菜をぜひご賞味ください。
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